不登校と引きこもりを考える当事者と親のネットワーク(通称:不登校りべるた)

私たちは以前、「不登校の子どもが危ない!STOP!多様な教育機会確保法」というブログを立ち上げて、「義務教育段階における普通教育に相当する教育の機会の確保法に関する法律案」に対して、内容に問題があると訴え、急いで法律を成立させる必要はないのではないかと成立反対の運動をしていました。

残念ながら、2016年12月に「義務教育の段階おける普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」として成立され、現在施行されています。
   

法律の施行から3年目に入り徐々に見えてきたのは、不登校をしている子どもたちやその親たちの周囲で以前にもまして、息詰まるような学校からの圧力がじわじわとかかりつつあるということです。

「なぜ、こんなにも不登校をしている子どもたちがいるのか?」
そのことの抜本的な検証がなされないまま、この法律が施行されたことで、子どもたちは分類され、学校教育はどんどん学校から外へと拡張されてゆく兆しが見えています。

そんな中で、私たちは子どもたちを取り巻いている状況を注意深く見、考え。
今現在困難の中にいる子どもたちとその親たち、また、そういった方たちと共に考え、行動している人たちの声を届けていけたらと考えています。


法案に反対した私たちはその視線と思いを保ちつつ、以前とは違った形で発信していきたいと考えています。

そして、不登校当事者の方たちや不登校経験者の方たち、また、ひきこもりや体や心に不調を抱え、困難の中にいる方たちなど、自分たちの経験から法案反対に協力してくれた方たちの今の言葉も伝えることができたらと考えています。

ゆっくりと進めてゆくつもりです。皆さん、よろしくおねがいします。

※今後はトップメニューの「ブログ」から私たちの思いを発信していきます。